本リリースについては、当初「完全キャッシュレス/キャッシュレス利用可能店舗のピクトグラム」としておりましたが、本図案の募集段階では、「ピクトグラム」という文言は使用しておりませんでした。発表のタイミングでわかりやすさの観点から「ピクトグラム」と表現いたしましたが、発表後の報道等の内容を踏まえ、募集時の説明時に用いていた「図案」に基づき、表現を「図(ロゴ)」と修正いたします。
一般社団法人キャッシュレス推進協議会は、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会(代表:戸倉 雅和、以下博覧会協会)が実施する2025年日本国際博覧会(以下大阪・関西万博)における全面的キャッシュレスによる運営が行われることを受け、キャッシュレスのさらなる利用促進に向けた全国的な周知活動を実施いたします。また、キャッシュレスの普及に伴い、完全にキャッシュレスのみで運営する店舗の増加に伴う消費者向けサインとしての図案を公募し、そのデザインを決定いたしましたので、公表いたします。
大阪・関西万博における全面的キャッシュレスを告知するポスターデザインの公表及び周知
当推進協議会と博覧会協会が連携し、大阪・関西万博における全面的キャッシュレスによる運営に向け、キャッシュレスのさらなる利用促進を促す取組として、当協議会の会員の皆さま(以下会員)のご協力によりポスターを作成し、今後、様々な場所へ掲示を行ってまいります。
今回、会員16社のご協力を得て、大阪・関西万博における全面的キャッシュレスを告知するポスターを作成いたしました。ご協力を頂いた会員として、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド(American Express)、銀聯国際 日本支社(Union Pay)、株式会社ジェーシービー(JCB)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(VISA)、マスターカード・ジャパン株式会社(Mastercard)、三井住友トラストクラブ株式会社(Diners Club)といった国際ブランドを提供する会員にご参加いただくとともに、銀行業界から株式会社みずほ銀行(J-Coin Pay)、株式会社ゆうちょ銀行(ゆうちょPay)、クレジットカード業界から株式会社エポスカード、株式会社オリエントコーポレーション、楽天カード株式会社、電子マネーやコード決済サービス業界からはイオンフィナンシャルサービス株式会社(AEON Pay)、イオンリテール株式会社(WAON)、株式会社NTTドコモ(d払い)が参加しています。また、店舗におけるキャッシュレス導入を実現する、株式会社ネットスターズ、株式会社フライトソリューションズにもご協力をいただき、我が国のキャッシュレス環境を支える様々な会員からご賛同をいただきました。
作成したポスターは、今後、多くの方に御覧いただけるよう公共交通機関や新聞紙面、Webサイト等の様々な場面に掲出を行っていく予定です。
完全キャッシュレス及びキャッシュレス利用可能店舗の図(ロゴ)公表
キャッシュレスの普及に伴い、店舗でのキャッシュレス導入も急速に進んでいます。また、完全にキャッシュレスのみで運営する店舗も多く登場し、これらの店舗では効率的な店舗運営を実現しています。他方で、店舗をご利用される生活者の皆様からは「キャッシュレスが利用できるかわからなかった」「完全キャッシュレスだと気づかずに支払いができなかった」といった声も聞かれます。また、海外からの観光客が増える中、いまだに日本ではキャッシュレスが利用できないと考えている方も多数おられると思われます。
このような店舗利用での混乱を回避することを目的に、完全キャッシュレス店舗、キャッシュレス利用可能店舗を一目で識別できる図(ロゴ)を広く公募し、本日、選定した最優秀図案を公表いたします。
最優秀賞作品
受賞者
佐々木 雄平(ささき ゆうへい)さん
コンセプト
キャッシュレスの特徴は「物理的制約」から解放されることにあります。そこで、キャッシュレスという新しいお金のあり方を再構築をする様子をシンプルにわかりやすく伝える方法を模索しました。
『』については、英文字のAをベースとしつつも、わざと閉じた部分を作らないことで、キャッシュレスにより、より自由な活動を実現するという意味を込められています。
本図案をキャッシュレス推進協議会公式の図(ロゴ)とし、今後、広く店舗や地図、案内図等でご利用いただくことで、キャッシュレスの普及をより実感いただくとともに、わかりやすい店舗利用を促してまいります。