「コード決済における不正な銀行口座紐づけの防止対策に関するガイドライン」を策定しました

一般社団法人キャッシュレス推進協議会では、スマートフォンアプリ等においてバーコードやQRコードを用いた決済手法(以下、「コード決済」)に関し想定される不正利用事案のうち、銀行等の金融機関口座の不正な紐付けによる利用への対策についてガイドラインを策定いたしましたので、これを公表いたします。

スマートフォンの普及に伴い、コード決済は、従来のクレジットカード、デビットカード、プリペイドカード等に加えて、新たなキャッシュレス決済手段としてその活用及び発展が期待されています。一方で、コード決済やそれに関連するサービスの不正に対する対策が十分になされていない場合、コード決済サービスの利用者のみならず、不正利用された金融機関口座の名義人等、コード決済に係る不正に巻き込まれた者に対して損害が発生する事態をも招来し、さらにはコード決済サービスに対する社会的信用を害することにもなりかねません。

当協議会では、不正なクレジットカードの紐付けによる利用を防ぐため、2019年4月に「コード決済における不正流出したクレジットカード番号等の不正利用防止対策に関するガイドライン」を策定いたしました。その後、当協議会では、他のガイドラインの策定の必要性を含めた継続的なコード決済のセキュリティ強化のための検討を続けており、2020年3月からはコード決済事業者等の協力を得ながら、不正な銀行口座紐付けの防止対策に関する検討会を開催し、今般、ガイドラインとして取りまとめました。

コード決済事業者及び関連する各事業者が本ガイドラインに基づいた不正利用防止対策を実行することにより、さらなるキャッシュレス決済サービスの普及及び活用を期待いたします。

当協議会では、今後も継続してキャッシュレス決済全体のセキュリティ対策について検討を行ってまいります。

ガイドラインは、こちらよりご確認いただけます。

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