一般社団法人キャッシュレス推進協議会では、毎年度「消費者インサイト調査」を実施しています。本調査は、5,000人アンケートを通じて、消費者におけるキャッシュレス利用意向別の割合を把握するとともに、利用意向によるキャッシュレスに対する意識を把握することで、普及の阻害要因を特定することを目的としています。
2020年度は、2019年度と比較し、よりキャッシュレス利用意向の高い方の割合が増加する結果となりました。また、いわゆる中間層と考えられるキャッシュレスの利用/非利用について「どちらとも言えない」とする層において、キャッシュレスに対する興味・理解が低くなり、反対に現金の利用意向が高い層の方が、キャッシュレスに対する理解が高い結果となりました。このことから、キャッシュレスを理解した上であえて現金を選択する方々が一定数いらっしゃると考えられ、今後、当協議会においては、キャッシュレスのさらなる魅力向上に向け、会員とともに様々な取り組みを実施していきたいと考えております。