「消費者インサイト調査(2021年度版)」を公表しました

一般社団法人キャッシュレス推進協議会では、2019年度以降、継続的に「消費者インサイト調査」を実施しています。

本調査は、全国の消費者に対するアンケートやヒアリングを通じて、消費者におけるキャッシュレス利用意向別の割合を把握するとともに、利用意向によるキャッシュレスに対する意識を把握し、普及の阻害要因の特定し、今後の普及施策の検討のインプットとすることを目的としています。2021年度は、アンケート調査に加えデプス・インタビュー※も実施し、定性的な観点からのインサイトの獲得も目指しました。

2020年度調査から継続して、キャッシュレスの利用/非利用について「どちらとも言えない」とする中立層の割合は高いものの、「ややキャッシュレス派」以上の方の割合が増加する結果となり、中立層から「ややキャッシュレス派」へのシフト、「どちらかといえば現金派」から中立層への流入が見られました。
また、昨今の政府によるキャッシュレス推進施策も影響し、キャッシュレスの利用シーンの拡大も確認できた一方で、普及状況には地域差がみられ、全国的な平準化が一層の普及に向けての課題であると考えられます。

今後、当協議会においては、キャッシュレスのさらなる普及と魅力向上に向け、会員とともに様々な取り組みを実施していきたいと考えております。

※質問者と回答者が1対1で行われるインタビュー形式の調査。定性調査の一つであり、回答者の回答を基に、質問者がその内容を掘り下げる形で調査を実施する。同様の定性調査であるグループインタビューなどと比較して、個人の意見について、より詳細に聴取することが可能である

消費者インサイト調査(2021年度版)

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