2023年の世界主要国におけるキャッシュレス決済比率を算出しました

一般社団法人キャッシュレス推進協議会では、毎年、キャッシュレス決済比率の国際比較を算出・公表しております。

この度、2023年の国際比較を算出いたしましたので、以下に公表いたします。

(出典※1 )世界銀行「Households and NPISHs Final consumption expenditure 2023年(2025/4/15版)」※2
BIS「Payment Statistics」の非現金手段による年間支払金額 2023年(2025/6/1版)から算出。

  • 1 韓国、中国の比率はEuromonitor Internationalのデータより算出、参考値として記載         
  • 2 2025年9月4日時点で、世界銀行「Households and NPISHs Final consumption expenditure」における日本の最新の値が2022年となっているため、国内で公表されており、上記世界銀行公表値の根拠となる内閣府「国民経済計算」(名目)を使用して算出

本比率の算出方法

当協議会では、2018年4月に経済産業省が公表した「キャッシュレス・ビジョン」と同様に、国際比較を可能とするという観点に基づき、以下の計算式を用いて各国のキャッシュレス決済比率を算出しています。

 キャッシュレス支払手段による年間支払金額 ÷ 民間最終消費支出

分母には、世界銀行が公表している各国統計情報 World Development Indicators の「民間最終消費支出(Households and NPISHs Final consumption expenditure)」を、分子には国際決済銀行(BIS)が公表している Retail payments, currency and related indicators より、「カード及び電子マネー決済額(card and e-money payments)」を採用しています。

日本の2018年以降の数値においては、経済産業省が公表するキャッシュレス決済比率と平仄を揃えるために、上記の分子から当協議会が公表する コード決済利用動向調査 の年間店舗利用金額から、クレジットカード利用分を差し引いて用いています。

中国及び韓国については、Euromonitor International 社のデータより算出した値を参考値として記載しています。中国、韓国を参考値とする理由については キャッシュレス・ロードマップ2022 「1.2.2 キャッシュレス決済比率」を参照ください。

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